どの国に投資するのが良いか?

上手な投資信託の利用法

海外の株式や投資信託に投資をする時、どんな国を選ぶのがよいのでしょうか?

難しいですが、その時その時の世界の時勢を見据えながら、対象国を選んでいけるのがベストでしょう。例えば、2000年代初頭に、中国株に投資した方々は、その5年後に大きなリターンを手にしました。2004年頃ではベトナムが中国と同じような道をたどりました。

 

日本でもベトナム株は流行ったため、ご存知の方も多いかと思います。

この両国に共通して言えることは、当時、新興国で経済に勢いがあったということです。

かといって、必ずしも新興国に投資すれば良いということではありません。

経済成長が著しい新興国は政治情勢や社会インフラ面が安定しているとは限らず、情勢の不安定化によって株価が暴落する可能性もあるからです。

新興国なら必ず儲かると決まっているわけではないので、早とちりしないようにしましょう。

 

また、2012年末ごろに日本株は大きく動き、半年で多くの利益が出たと言われています。2017年には世界的に株価が上昇し、日経平均株価は過去最長となる16日連続上昇を記録したことも、記憶に新しいでしょう。このように早い話、投資先が世界経済において「旬な国」であれば良いわけです。ただ旬な国の移り変わりは非常に目まぐるしく変わっていきます。

新興国は経済成長が著しいですから、可能性の部分からいうと非常にわかりやすいでしょう。ただ問題はインフラ面がどこまで整っているかですので、すぐに収益として現金化できるかを注意する必要があります。

 

結局のところ、どれくらいの期間、資産を市場に出すことができるのかということを一つの基準とし、新興国が良いのか、先進国なのかというふうに決めていくと良いかと思われます。