投資信託もしくはファンド、証券会社では、この2つの単語はよく耳にされると思います。
日本では投資信託のことも一般的にファンドとよばれることがありますが、厳密には実はこの2つは違っておりまして、その大きな違いは日本の監督官庁のどこで管理をしてるかということになります。
金融業には、現在あらゆる法律がありますが、投資信託にしろファンドにしろ、この法律の部分をどのようにクリアしているかが重要なポイントです。投資信託を運営するには、厳しい行政の監督を受けた投資信託委託業者のみが、投資信託を扱えると言われています。
そしてファンドと言いますと、一般的にヘッジファンドという言葉が連想されますよね。このヘッジファンドですが、顧客から資金を集めて独自の運用モデルで運用することを指します。運用先は相場のようなマーケットだったり、実業をモデルとしたものだったりと様々です。このファンドですが、最近では「適格機関投資家特例業務の届出」というものを金融庁に出して運営を行っています。
行政のしかるべき監督を受けて、運営されるのが投資信託であり、金融庁に届出を出して資金集めをし、運用するのがヘッジファンドであると理解するとわかりやすいでしょう。