さて、前項にて、投資信託の特徴について説明したと思いますが、今度は投資信託を購入することにより、どんなメリットが存在するのかが気になってきます。実は面白いことに投資信託について深く追求していきますと、このメリットに関してはどんどん深みにはまってしまいます。
知れば知るほどメリットが見えなくなってしまうのです。
強いてメリットとあげられる事と言えば、私が考えるには1万円からといった少額で始められるといったことぐらいです。
投資信託はあらゆる場面で手数料かかってきます。この手数料や必要な費用を計算できるようになりますと投資信託はほとんどの場合において、メリットがないということがわかってくると思います。
日経平均や東証トピックスといったインデックス型の投資信託であれば、まだメリットがあるのじゃないかと思ってしまいますが、投資信託だからこそ良かったといった、革新的なメリットは見いだせる気がしません。
あえて投資信託のことをあげるならば、リスクを十分に把握したうえで、アクティブに投資を行いたいというスタンスがあれば、相場においてプロに任せられる投資信託は、唯一メリットがあるといえるのかもしれません。
ただ、リスクを背負ってのアクティブ投資といった目的以外は、実はメリットはほとんどないとではないかというのが私の考えであります。
あくまで私が投資信託を経験してみてから語れるメリットではありますが・・・