仮想通貨取引を始める際、最初に重要なのが取引所の選択です。本記事では、初心者におすすめの仮想通貨取引所を10社厳選し、ランキング形式で紹介します。また、選び方や注意点、リスクについても解説します。
おすすめ仮想通貨取引所の比較ポイント
取り扱い銘柄の数・種類
取引所によって取り扱い銘柄が異なります。多くの銘柄を扱う取引所は選択肢が広がる一方、特定の銘柄だけを取引したい場合は、その銘柄を確実に取り扱っている取引所を選ぶ必要があります。
利用コスト
現物取引の手数料、スプレッド、日本円の入出金手数料などを含め、コストを比較しましょう。低コストな取引所は利益を最大化するために重要です。
取引ツールの使いやすさ
スマホアプリやPC版の取引ツールの操作性や性能も比較ポイントです。初心者には直感的に操作できるものがおすすめです。
セキュリティ対策
取引所がハッキングリスクや詐欺に対してどのような対策を講じているか確認しましょう。二段階認証やコールドウォレットの採用が重要です。
仮想通貨取引以外のサービス
自動積立やステーキング、NFT取引など、付加価値のあるサービスが提供されている取引所も選択肢に入れましょう。
初心者向け仮想通貨取引所おすすめランキング比較表
順位 | 取引所名 | 取引所手数料 | 取扱通貨数 | おすすめポイント |
1 | Coincheck コインチェック |
無料 |
31種類 | 5年連続アプリDL数No.1 |
2 | bitFler ビットフライヤー |
0.01~0.15 (取引所形式) |
33種類 | 初心者から上級者まで使いやすい |
3 | GMOコイン | 無料 | 26種類 | 総合力No.1 |
4 | bitbank ビットバンク |
メイカー-0.02% テイカ―0.12% |
38種類 | 500円から仮想通貨をはじめられる |
5 | SBI VC トレード | メイカー-0.01% テイカー0.05% |
24種類 | 金融サービス大手のSBIグループ |
6 | BIT POINT ビットポイント |
現物取引 (取引所)無料 |
25種類 | 現物取引にかかる手数料全て無料 |
7 | 楽天ウォレット | 無料 | 9種類 | 楽天ポイントで取引できる |
8 | Coin Trade コイントレード |
無料 | 19種類 | 初心者にもわかりやすい シンプルな取引ツール |
9 | Bit Trade ビットトレード |
現物取引 (取引所)無料 |
42種類 | 最低2円から始められる |
10 | みんなのコイン | 無料 | 5種類 | セキュリティが強固 サポートも充実 |
※2024年11月現在
仮想通貨取引所メリット・デメリット
1位:Coincheck(コインチェック)
運営会社:コインチェック株式会社(マネックスグループ傘下)
取り扱い銘柄数:31種類
取引手数料:現物取引(取引所)無料(スプレッドあり)
公式HP:https://coincheck.com/ja/lp?utm_medium=tcs&utm_source=asp
メリット
初心者でも使いやすいスマホアプリが人気。
自動積立やNFTマーケットなど多様なサービスを提供。
現物取引(取引所)の手数料が無料でコストを抑えられる。
デメリット
レバレッジ取引が利用できない。
販売所形式のスプレッドが広め。
2位:bitFlyer(ビットフライヤー)
運営会社:株式会社bitFlyer
取り扱い銘柄数:33種類
取引手数料:0.01~0.15%(取引所形式)
公式HP:https://bitflyer.com/ja-jp/s/lp/ex05?ns=aff_accesstrade_nm_exstatic&utm_source=
メリット
国内最大級のビットコイン取引量で流動性が高い。
すべての銘柄に1円から投資可能。
自動積立や「bitFlyerクレカ」など便利なサービスを提供。
デメリット
レバレッジ取引がビットコインに限定されている。
販売所形式ではスプレッドが広い場合がある。
3位:GMOコイン
運営会社:GMOコイン株式会社
取り扱い銘柄数:26種類
取引手数料:無料(スプレッドあり)
公式HP:https://coin.z.com/jp/corp/lp/general02/?aid=
メリット
入出金や仮想通貨送金の手数料が無料。
東証プライム市場上場企業グループの信頼性。
つみたて暗号資産やステーキングなどの付加サービスが充実。
デメリット
一部サービスに利用制限がある。
スプレッドがやや広め。
4位:bitbank(ビットバンク)
運営会社:ビットバンク株式会社
取り扱い銘柄数:38種類
取引手数料:メイカー-0.02%、テイカー0.12%
公式HP:https://bitbank.cc/special/promotion/?argument
メリット
通貨ペアが豊富で、多様な取引ニーズに対応。
高性能な取引ツール「TradingView」を採用。
レンディングサービスで資産運用が可能。
デメリット
仮想通貨送金時に手数料が発生。
レンディングの自由度が低い。
5位:SBI VCトレード
運営会社:SBI VCトレード株式会社
取り扱い銘柄数:24種類
取引手数料:メイカー-0.01%、テイカー0.05%
公式HP:https://www.sbivc.co.jp/?fpc=384.0.30.67fe5aa09893d09r
メリット
信頼性の高いSBIグループが運営。
仮想通貨出金手数料が無料。
メイカー注文で報酬が得られる仕組み。
デメリット
メンテナンス中は取引不可。
取り扱い銘柄がやや少ない。
6位:BITPOINT(ビットポイント)
運営会社:株式会社ビットポイントジャパン
取り扱い銘柄数:25種類
取引手数料:現物取引(取引所)無料
公式HP:https://www.bitpoint.co.jp/lp/staking-beginner/?afid=
メリット
カルダノやジャスミーなどの新しい仮想通貨を国内で初上場させる実績あり。
取引手数料が無料。現物取引(取引所)での売買手数料が無料のため、低コストで取引可能。
レンディングサービスが充実しており仮想通貨を貸し出すことで追加収益を得られる。
デメリット
アプリで取引所サービスが未対応、スマホアプリでは現物取引(取引所)が利用できず、PC依存が高い。
レバレッジ取引が非対応、資金効率を高めたい投資家には不向き。
7位:楽天ウォレット
運営会社:楽天ウォレット株式会社
取り扱い銘柄数:9種類(レバレッジ取引対応)
取引手数料:無料(スプレッドあり)
公式HP:https://www.rakuten-wallet.co.jp/lp/leverage-exchange/?scid=af_cin_cryptoinsight_202306
メリット
楽天ポイントで仮想通貨購入が可能、現金を使わず投資を始められる。
楽天キャッシュへのチャージ機能、仮想通貨を楽天キャッシュに交換して日常の買い物に利用可能。
土日祝日でもリアルタイム入出金、機動的な資金移動が可能。
デメリット
取り扱い銘柄が少ない、9種類と選択肢が限られる。
PC版取引ツールが未提供、スマホアプリ限定の取引環境であるため、PCユーザーには不便。
8位:CoinTrade(コイントレード)
運営会社:株式会社マーキュリー
取り扱い銘柄数:19種類
取引手数料:無料(スプレッドあり)
公式HP:https://coin-trade.cc/lp/ad006/?utm_source=adtrack&utm_medium=
メリット
高いセキュリティ性能、マーキュリーが提供するセキュリティは世界最高水準。
シンプルな取引ツール、初心者にもわかりやすいインターフェース。
ステーキングサービスが利用可能、12種類の銘柄で運用利回りを得られる。
デメリット
取り扱い銘柄が少なめ、多様な仮想通貨取引を行いたい人には不向き。
レバレッジ取引が非対応、短期的な利益を狙う投資家には物足りない。
9位:BitTrade(ビットトレード)
運営会社:ビットトレード株式会社
取り扱い銘柄数:42種類
取引手数料:現物取引(取引所)無料
公式HP:https://www.bittrade.co.jp/ja-jp/?fpc=305.0.60.aecf60735936063E&source=
メリット
少額投資が可能で、2円から取引を始められるため、初心者に優しい。
全通貨ペアの取引手数料が無料でコストを抑えた取引ができる。
積立プログラムで特典あり、積立金額に応じて最大1.0%の日本円が還元される。
デメリット
取引量が少ない、他の国内大手と比較して流動性が低い場合がある。
送金手数料が発生、仮想通貨送金時のコストがかかる。
10位:みんなのコイン
運営会社:トレイダーズ証券株式会社
取り扱い銘柄数:5種類
取引手数料:無料(スプレッドあり)
公式HP:https://min-fx.jp/LP/coin/p/?AffiCode=95859&utm_source=seo&utm_medium=
メリット
差金決済取引(CFD)に特化、現物を保有せずに値動きのみで取引可能。
下落相場でも利益を狙える、売りからのエントリーが可能。
セキュリティリスクが低い、現物を持たないため、流出リスクを回避。
デメリット
取り扱い銘柄が少ないため、投資対象が5種類に限定されている。
現物取引に非対応、実際に資産を保有したい投資家には向かない。
仮想通貨取引所のおすすめの選び方
取引したい銘柄を取り扱っているか
希望する銘柄が取引可能か確認しましょう。多くの銘柄を扱う取引所を選ぶと選択肢が広がります。
目的に合った取引所か
現物取引やレバレッジ取引、積立投資など、目的に応じた取引所を選ぶことが重要です。
利用コストが安いか
取引手数料だけでなく、入出金や送金手数料も含めてコストを比較しましょう。
キャンペーンの有無
取引所の中には、新規口座開設や手数料ゼロキャンペーンを実施している場合があります。お得に始めたい方は注目しましょう。
仮想通貨取引所の注意点・リスク
価格変動リスク
仮想通貨は株式や為替よりも価格変動が激しいため、リスク管理が必要です。
セキュリティリスク
ハッキング被害を防ぐため、二段階認証やコールドウォレット対応の取引所を選びましょう。
システムリスク
取引所側のサーバーダウンやトラブルで取引できなくなる可能性があるため、信頼性の高い取引所を選ぶことが重要です。
仮想通貨取引所のおすすめサービス
自動積立サービス
少額から自動で仮想通貨を積み立てられるサービスは、価格変動のリスクを軽減しながら長期投資に適しています。
ステーキングサービス
保有している仮想通貨をロックすることで、利回りを得られる仕組み。長期保有予定の資産に適しています。
NFT取引やIEO(新規仮想通貨の上場)
新しい投資機会を提供する取引所も増えており、特にCoincheckやGMOコインは積極的にサービスを拡充しています。
海外の仮想通貨取引所がおすすめできない理由
日本の金融庁の認可を受けていないため、十分な利用者保護が行われていない場合があります。
怪しい通貨が上場されていることがあり、価格操作のリスクが高いです。
場合によっては、資産を引き出せなくなる可能性があります。
まとめ
初心者が仮想通貨取引所を選ぶ際は、取り扱い銘柄数、取引手数料、セキュリティ対策、提供サービスなどのポイントを比較することが重要です。この記事で紹介した10社は、それぞれ異なる特徴を持ちますので、自分の目的やスタイルに合った取引所を選び、安心して仮想通貨取引を始めましょう。